夏こそクロロ! 化粧くずれ、紫外線なんかに負けないぞ!

夏こそクロロ!

一般的に黄色人のヒフに比べて化粧品等の刺激に対して弱いのは事実です。その例として、欧米で広く使用されている化粧品の防腐剤であるホルマリンは、日本ではヒフへの刺激性が強いという理由で、すでに化粧品への配合が禁止されています。白人では問題なく使用できても、顔が赤く炎症を起こしたりする人が出てきます。海外旅行で買った化粧品を使用する際には、気を付けた方がよいでしょう。

網目の化粧は化粧くずれもなく、1日中軽くて気持ちのいい化粧です。

顔と顔以外のヒフでは実は構造に大きな違いがあります。美顔教室ではそうしたヒフに関する正しい知識を皆様に知っていただくことで、白人のヒフとは異なる黄色人のヒフを保護(予防)するための膏薬療法の使い方を発展させた「網目の化粧方法」を身につけていただいています。

顔は汗の分泌や皮脂の排出が盛んな場所ですから、ヒフ刺激物質を含む汗や皮脂を丈夫な「膜の化粧」で押さえ込んでしまうのではなく、反対に自由に化粧の上に出ていくことができる「網目の化粧」をおえしています。丈夫な膜で押さえ込む膜の化粧では、重苦しい化粧になるだけでなく、刺激閾値の低い方では肌アレなどのトラブルを起こしてしまいます。これに対して網目の化粧では、膜で汗や皮脂に含まれるヒフ刺激物質をヒフに押さえ込みませんから、肌にトラブルもなく、軽くて大変気持ちの良い化粧になります。

網目と膜

黄色人のヒフを保護する膏薬療法の使い方を発展させた化粧方法

美顔教室でのお手入れの技術は年齢に関係なく、肌の状態やトラブルによって手順が変わります。基本的なテクニックとして特に「手の使い方」を重視していますが、それほどむずかしいものではなく普通3日から1週間で上手な使い方をマスターできます。長年使っておられる70歳前後の方々もかなりおみえになりますが、シワもなく色白で美しく、お風呂で裸になると顔が一番きれいだといって喜んでくださっています。

ただし、初めが肝心です。微妙な手の動かし方などは、実際に高度の技術を持った美顔師の手助けが必要です。間違った使い方をくれぐれもされないように、基本のテクニックをしっかり身につけていただくことが大切です。美顔師の助けを十分に活用し、テクニックを習得してください。

網目の化粧と膜の化粧

毛なみに逆らわないようにしましょう

人の身体には手の平と足の裏を除いてほぼ全身に毛が存在しています。顔の表面にも顔面に沿って、ある一定方向に柔らかな毛が生えており、顔ではその方向が真皮の結合組織繊維の走行方向(ランゲル割線と呼びます)とほぼ同一方向です。

この毛なみに逆らわないように手を使うことが美顔の基本となります。

手順

お肌を「美しく見せる化粧」から、「美しくするための化粧」へ

毎日行う化粧だからこそ、美顔教室では化粧方法に10年後のお肌の美しさを大切に考えた「こだわり」を持ちつづけています。
◆素手ではなくガーゼを使うのはなぜ?
化粧水を十分含み、お肌のすみずみまで均一にたっぷり届けると同時に、大切なお肌に付いている汚れ、アカとなって剥がれ落ちる角質や老廃物などをガーゼが吸着して取り去ってくれます。
◆パッティングでの使い方はなぜ?
化粧水をまわすとき、パスターやミルクを伸ばすときにも指の腹面を使って3~4mmの高さから赤ちゃんを寝かしつけるように、やさしくパッティングします。一定の間隔でやさしくパッティングするとお肌の血行を良くし、リンパの流れを正常にして、顔面筋にも適度な刺激を与え、お肌は化粧するたびに活性化されます。

このように毎日の化粧や、夜のお手入れをするときに、必ずお肌を美しく保つことができる使い方をしています。ぜひ、「お肌を美しく見せる化粧」から、「お肌を美しくするための化粧」にチャレンジしてください。

黄色人のヒフを保護(予防)する化粧方法

◆白人よりもデリケートな黄色人のヒフをまもるために開発さ
れた膏薬療法の使い方を発展させた化粧方法です。
◆汗の分泌、皮脂の排出、ヒフ呼吸など、ヒフの整理条件を妨
げない「網目の化粧」に仕上がるので、1日中軽くて気持ちがいい化粧でいられます。
◆有害な紫外線を散乱して、お肌を紫外線からまもります。

美顔用パフ
綿100%の柔らかな感触のパフです。肌にやさしい使い心地で、自然にムラなく化粧を仕上げます。440円(税込み)

美顔用使いきりガーゼ
天然素材(レーヨン100%)を使用した美顔用の使いきり不織布ガーゼです。1045円(100枚入)